ドライアイが気になる方必見!乾きにくいコンタクトレンズの選び方と乾燥対策
2026.04.02

ドライアイが気になる方必見!乾きにくいコンタクトレンズの選び方と乾燥対策

目次

「夕方頃になると目の疲れや乾燥が気になって、コンタクトを外したくなる」
――そのような悩みを抱えていませんか?その不快感はもしかしたらドライアイが原因かもしれません。
普段からコンタクトレンズを着けている方は特にドライアイのリスクが高まるため、コンタクトの選び方や日頃の乾燥対策が重要です。

このコラムでは、ドライアイの原因と具体的な対策、そして瞳のうるおいをキープするためのレンズ選びのポイントを詳しく解説します。

ドライアイとは?原因とセルフチェック

目の表面は通常、涙の膜によって覆われており、この涙がうるおいと保護の役割を果たしています。しかしドライアイになると、この涙の量や質(油分・水分)のバランスが崩れ、涙が目に均一に広がりにくくなります。その結果、乾きだけでなく、ゴロゴロ感・疲れやすさ・かすみといった不快な症状が出やすくなります。

近年はパソコンやスマホの長時間使用が増えたことで、ドライアイになる人が増加しています。特に、オフィスワークなどで夕方になると画面がかすんで見えづらくなる方は、ドライアイの可能性が高いため注意が必要です。
そのまま放置すると角膜に傷がついたり、視力低下につながる恐れもあります。気になる症状がある場合は、早めに対策を始めることが大切です。

ドライアイになる主な原因

・パソコンやスマホの長時間使用
画面を見続けることでまばたきの回数が減少し、目が乾きやすくなります。

・乾燥した環境
乾燥した空気やエアコンが効いた室内では、涙が蒸発しやすくなります。

・コンタクトレンズの長時間装用
レンズが涙を吸い上げたり、涙の循環を妨げたりすることで乾燥を招きます。

・加齢やホルモンバランスの変化
年齢とともに涙の分泌量や質が変化するため、ドライアイに繋がることがあります。

こんな症状が出たら要注意!

以下の症状が複数当てはまる場合、ドライアイの可能性があります。チェックしてみましょう。







当てはまる項目が多かった方は、ドライアイが進行している場合があります。
上記に加え、何もしなくても目が痛んだり、極端に視界がかすむようなことがある場合は、特に早めに眼科を受診しましょう。

ドライアイを防ぐ目の乾燥対策

ドライアイの主な要因には、加齢や生活習慣の影響があるといわれています。一度症状が出ると完全に治すことが難しいとされているドライアイですが、日々の習慣を見直すことで、不快感の軽減が期待できます。
ここでは、日常生活の中で取り入れやすい乾燥対策を紹介します。

部屋の乾燥を防ぐ

エアコンなどの使用で湿度が低くなると、涙が蒸発しやすくなり目の乾燥が進みます。日頃から加湿器を使用するなどして、湿度を50〜60%程度に保つよう意識しておきましょう。とくに湿度が40%を下回ると一気に乾きやすくなるため注意が必要です。

また、エアコンの風が直接目に当たらないよう、風向きを調整しておくと乾燥を防ぎやすくなります。

パソコンやスマホの長時間使用に注意する

画面に集中していると、まばたきの回数が減って涙が目全体に広がりにくくなります。作業が長くなるときは、こまめに休憩を挟んだり、遠くを見るなど意識して目をリセットさせましょう。
さらに、モニターを「目線より少し低い位置」に置くと、自然と目を大きく開かずに済むため乾燥を防ぎやすくなります。

まばたきを意識して増やす

集中している時は、まばたきの回数が大きく減ってしまいがちです。意識してゆっくりまばたきをするだけでも、涙が目全体に行き渡りやすくなり、乾燥予防につながります。

装着液や目薬を使用する

乾燥しやすい環境では、目薬を取り入れるだけでも快適さの向上が期待できます。
特に、人工涙液タイプの目薬は、添加物が少ないことが多いため安心です。防腐剤入りの目薬は涙の油層に影響しやすく、乾燥を悪化させる場合があるため、ドライアイ対策には防腐剤フリーの目薬を選ぶとより良いでしょう。

また、コンタクトレンズ装用時には使用できない目薬もあるため、コンタクトレンズ対応の目薬かどうか、パッケージをよく確認してから購入するようにしましょう。
さらに、コンタクトを装着する前にも装着液を1滴プラスしておくと、レンズの乾燥を抑えられ、装用感も軽くなります。

まぶたを温めて目をしっかり休ませる

目の周りを温めると血流が良くなり、涙の分泌が促されます。蒸しタオルや温感アイマスクを使って、毎日数分温める習慣を取り入れるだけでも、目の疲れや乾燥の軽減が期待できるかもしれません。

目が乾きにくいコンタクトを選ぶ

日常的にコンタクトを使用していると乾燥を感じやすくなりますが、乾きにくさに配慮したコンタクトレンズも増えています。まずは、こうした乾きにくいタイプのレンズへ切り替えてみるのも一つの方法です。

痛みやゴロゴロ感が続くときは、自己判断をせずに眼科に相談し、目の状態に合ったレンズを選んでもらうのが安心です。次のパートではコンタクト選びのポイントを具体的に説明します。

ドライアイ向けのコンタクト選びのポイント

ドライアイの方におすすめのコンタクトレンズは、一般的に「低含水レンズ」または「シリコーンハイドロゲル素材」のレンズといわれています。それぞれ特徴が異なるため、目の状態に合わせて選ぶことが大切です。
ここでは、それぞれのメリットや特徴を説明していきます。

水分が蒸発しにくい低含水レンズ

コンタクトレンズは、含水率(コンタクトに含まれている水分の割合)が50%以上の「高含水レンズ」と、50%未満の「低含水レンズ」に分類されます。

低含水レンズは、もともとレンズが含む水分量が少なく、レンズからの水分蒸発が抑えられるため、レンズ自体が涙を吸収しにくくなります。その結果、乾燥感が出にくいというメリットがあります。
また、低含水レンズの多くは非イオン性素材に分類されており、タンパク質などの汚れを引き寄せにくいのもポイントです。

一方、高含水レンズは水分を多く含むため柔らかく、装着直後から目になじみやすいのが特徴です。
ただしレンズが含む水分の量が多い分、蒸発する水分も多くなるため、レンズから蒸発した水分を補おうと涙を吸収します。それにより、長時間装用する方やドライアイ傾向のある方は乾燥を感じやすくなる場合があります。装用時間が短い人や、乾燥が気にならない人の方が向いているでしょう。

高含水と低含水の違いについて、さらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。



酸素透過率の高いシリコーンハイドロゲル素材

酸素透過率(DK/L値)は、コンタクトレンズがどれだけ酸素を通すかを示す数値です。この数値が低いレンズを長時間使うと、瞳が酸素不足になり負担を感じやすくなります。

従来のハイドロゲルレンズであるHEMA素材のコンタクトレンズは、酸素透過率(DK/L値)が低い傾向にあるという課題があります。HEMA素材のレンズは、レンズに含まれる水分を通して瞳に酸素を届ける仕組みです。

一方で、シリコーンハイドロゲル素材は、水分に頼らずレンズそのものが酸素を通す構造をしているため、HEMA素材と比較してより多くの酸素が目に届けることができるのです。
それにより含水率を抑えることができ、結果として蒸発する水分量が抑えらえることで、長時間装用しても乾燥しにくいのです。
「乾きにくさ(低含水)」と「酸素をよく通す」という2つの快適性を両立させたい方には、シリコーンハイドロゲル素材がおすすめです。

シリコーンハイドロゲル素材ついて、さらに詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。



ドライアイにおすすめの商品とケア用品

おすすめの低含水レンズ

●LaClarte(ラクラルテ) ワンデーUV
ラクラルテ(スタンダード)

機能面とコスト面を両立したコンタクトレンズ。ヒアルロン酸の約2倍の保湿力を持つ保湿成分「MPCポリマー」配合。
ヒアルロン酸の2倍の保水力でうるおいを持続、長時間でも快適なつけごごちを実現。
含水率38%の低含水レンズで乾きにくく、汚れに強い非イオン性。UVカット機能付き。



おすすめのシリコーンハイドロゲル素材レンズ

●LaClarte(ラクラルテ) ワンデーUV Silicone O2 plus 30枚入(ワンデー)
ラクラルテ(シリコーン)

酸素をよく通すシリコーンハイドロゲル素材の中でも高い酸素透過率(※)を実現しました。
水分を蓄える働きの「ヒアルロン酸ナトリウム」と水分を滞留させる働きの「アルギン酸ナトリウム」を保存液にダブルで配合しています。
また、やわらかくなめらかなつけ心地を追求しました。(※)187Dk/L -3.00Dの場合



おすすめの装着液

●メニコンフィット 15ml
メニコンフィット

『メニコンフィット』は、やさしく軽やかなつけ心地でコンタクトレンズの装用を快適にサポートする装着薬です。
保湿成分ヒアルロン酸ナトリウム・ビタミンB12配合。カラコン・ソフト・ハード、すべてのレンズに使用できます。



ドライアイに関するよくある疑問

Q.どんな人がドライアイになりやすい?

乾燥した環境に長時間いたり、まばたきの回数が減ることなどがドライアイの主な原因です。
パソコンやスマホなどの画面を見る時間が長い人、エアコンの効いた部屋で過ごす時間が長い人、そしてコンタクトレンズを日常的に使う人は、特にドライアイになりやすい傾向があります。
また、加齢によって涙の量が減少したり、涙の質が変わることが原因になる場合もあります。
当てはまる方は、意識してまばたきを増やす、こまめに目薬でうるおいを補うなど、日頃からの対策が大切です。

Q.コンタクトは長時間つけても大丈夫?

長時間の装用は、レンズが涙を吸収してしまい、乾燥や不快感につながることがあります。こうした状態が続くとドライアイの原因にもなるため、必ず決められた装用時間を守りましょう。
目の疲れや乾燥を感じる日は、メガネを併用するなどして負担を減らすことも大切です。

Q.ドライアイを放置するとどうなる?

ドライアイをそのままにしておくと、痛み・充血・かすみといった症状が徐々に悪化し、角膜感染症や視力の低下につながることもあります。
「ただの乾燥だから大丈夫」と自己判断せず、気になる症状が続く場合は、早めに眼科を受診しましょう。

Q.ドライアイは改善する?

ドライアイは完全に治すのが難しいと一般的にいわれていますが、生活習慣の見直しや乾燥対策を続けることで、症状を和らげることは可能です。
まずは、意識してまばたきを増やす・部屋の加湿やこまめに目薬を使うなど、続けやすいケアから始めてみましょう。

まとめ

ドライアイは、日頃のケアやコンタクトレンズの選び方を工夫することで、負担を軽減することができます。
目の乾きが気になる方は、次のポイントを意識してみてください。

・目の潤いを保ちやすいコンタクトレンズを選ぶ
・まばたきを意識して行い、こまめに潤いを補給する
・空気の乾燥を防ぎ、目にやさしい環境をつくる
・不快感や痛みが出たときは、無理せず眼科へ相談する

小さな工夫で、毎日の装用感が変わるかもしれません。正しいケアとレンズ選びで、毎日の装用をもっと快適に過ごしてくださいね。

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