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カラコンデビューしたいけど、どう選べばいいのか分からない―そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。特に「着色直径」や「DIA」など、初めて聞く用語に戸惑うこともあるかもしれません。
カラコンは目に直接つけるものだからこそ、デザインだけで選んでしまうのはリスクがあります。「目が不自然に見えてしまった」「充血してしまった」などの失敗を防ぐためにも、購入前に正しい知識を身につけることが大切です。
このコラムでは、初めてのカラコンでも安心して選べるように、基本知識から選び方のポイントまでわかりやすく解説します。
初めてのカラコン購入ステップ
「カラコンってどうやって買えばいいの?」そんな疑問を持つ方のために、購入までの流れをわかりやすくご紹介します。
まずは眼科で診察を受けよう
ドラッグストアや通販などで気軽に購入できるカラコンですが、初めての購入の際には必ず眼科で診察を受けましょう。診察では、視力の測定だけでなく、目のカーブの大きさやアレルギーの有無など、目の健康状態を総合的にチェックしてもらえます。
度なしのカラコンを購入する場合でも、ベースカーブ(BC)などの装用に関わる情報は必須です。初診にかかる自己負担額は、保険適用で約1,000円〜3,000円程度が一般的です。
処方せんをもとにカラコンを購入する
診察後に処方せんを受け取ったら、その内容を参考にして、自分に合ったカラコンを選びましょう。
処方せんには、以下のような重要な情報が記載されています。
PWR(度数):視力の矯正に必要な度数。度なしの場合は「0.00」
BC(ベースカーブ):レンズ内側のカーブの大きさ
DIA(レンズ直径):レンズ全体の直径のサイズ
これらの数値が合わないレンズを選んでしまうと、ズレや違和感原因になるだけでなく、目のトラブルにつながる可能性もあります。
安全にカラコンを楽しむためにも、処方せんの内容をもとに、自分の目に合ったレンズを選ぶことが大切です。
>>コンタクトの度数について、もっと詳しく知りたい方はこちら
必要なアイテム(保存液・ケースなど)を揃える
1dayタイプ以外のカラコン(2week・1month)を使う場合は、レンズ本体だけでなくケア用品の準備が必要です。以下のアイテムを揃えておきましょう。
・カラコン用洗浄液
・保存液
・コンタクトレンズケース
・カラコン用目薬
過酸化水素タイプは洗浄力が高い反面、レンズの着色が落ちる恐れがあるため、カラコンでの使用は避けましょう。
MPS(マルチパーパスソリューション)タイプは、洗浄・保存・すすぎが1本でできる便利なタイプで、カラコンにも対応しているものが多く、初心者にもおすすめです。
>>洗浄液の種類についてもっと詳しく知りたい方はこちら
カラコンを使用する前に知っておこう!コンタクトレンズの基礎知識
カラコンを安全に使うためには、まずコンタクトレンズの基本的な知識を知っておくことが大切です。ここでは、購入前に押さえておきたいポイントをわかりやすく解説します。
使用期間(1day/2week/1month)
カラコンには、使用期間によっていくつかのタイプがあります。
●1dayタイプ
毎回新品のレンズを使い捨てるタイプなので、ケアの手間がかからず衛生的に使えるのが特徴。忙しい日常の中でも手軽に使えるため、毎日のレンズケアに不安がある方や、カラコン初心者さんにおすすめです。
日常使いはもちろん、イベントやメガネを外して過ごしたいときなど、シーンに合わせて気軽に使用できます。
ただし、毎日使う場合はコストがやや高くなる傾向があるため、使用頻度やライフスタイルに合わせて選ぶのがポイントです。
●2week/1monthタイプ
一定期間使用してから交換するタイプで、毎日の洗浄・保存が必要です。使用期限を守らないと目のトラブルにつながるリスクがあるため、交換時期の管理が重要になります。
手間はかかりますが、1dayタイプに比べてコストパフォーマンスが良いのが特徴です。
●基本用語(PWR/BC/着色直径/含水率など)
カラコンのパッケージや商品ページには、専門用語がたくさん出てきます。以下の用語をあらかじめ知っておくと、カラコン選びがスムーズになります。
| PWR(度数) | 視力矯正のための度数。メガネの度数とは違うので注意。 |
| BC(ベースカーブ) | レンズのカーブの大きさ。BCが合わないとズレや違和感の原因に。 |
| 着色直径 | レンズの色がついている部分の直径。瞳の印象を左右する重要な要素。 |
| 含水率 | レンズに含まれる水分の割合。50%以上は「高含水レンズ」、50%未満は「低含水レンズ」。 |
>>コンタクトの度数、パッケージの数字や英語の意味について詳しくはこちら
失敗しないカラコン選びのポイント
カラコンは種類が豊富で、デザインもさまざま。着け心地や着色直径による印象の違いなど、選ぶ際に重視すべきポイントは意外と多くあります。
ここでは、自分に合ったカラコンを選ぶためのポイントを4つご紹介します。
使用期間(1day・2week・1month)で選ぶ
コンタクトレンズにまだ慣れていない方は、ケアの手間がかからず衛生的な1dayタイプから始めるのがおすすめです。毎回新品のレンズを使えるため、気軽にいろいろなカラコンを試せるのも1dayタイプならではのメリットです。
一方、2weekや1monthタイプは毎日の洗浄や保存といったケアが必要になりますが、使用頻度が高い方にとってはコストを抑えられるメリットがあります。
まずは1dayタイプで装用に慣れてから、ライフスタイルや使用頻度に合わせて2weekや1monthタイプに切り替えるのも一つの選択肢です。
BC(ベースカーブ)は自分の瞳に合ったものを
BC(ベースカーブ)は、コンタクトレンズの内側のカーブの大きさを表す数値です。
カラコンのBCは一般的に8.3~9.0mmが主流で、この数値が大きくなるほどカーブはゆるやかになります。
自分の目に合わないBCのレンズを使用すると、ゴロゴロとした違和感やズレ、充血などのトラブルに繋がることも。目のカーブの大きさには個人差があるため、眼科で処方された数値をもとに選ぶようにしましょう。
>>BC(ベースカーブ)について詳しくはこちら
着け心地を左右する含水率・素材
コンタクトレンズは、素材や含水率(水分の割合)によって着け心地が異なります。
カラコンなどのソフトコンタクトレンズには、含水率が50%以上の「高含水レンズ」と、50%未満の「低含水レンズ」の2種類があります。
●高含水レンズ
含んでいる水分が多いため、柔らかく装着直後から目になじみ、着け心地がよいことが特徴です。
ただし、レンズの水分が蒸発すると、その水分を補うためレンズが涙を吸収し、目が乾きやすいと感じる場合があります。
●低含水レンズ
低含水レンズは高含水レンズと比較すると含水量が少ないため、装着直後になじむまでに時間がかかるケースもあるようです。
しかし、高含水レンズと比較して蒸発する水分の量が抑えられ、涙をあまり吸収しません。そのため目が乾きにくいといわれています。
どちらが合うかは目の状態によって異なります。使用する環境や装用時間によっても変わるため、自身の目の状態に合わせて選ぶようにしましょう。
>>コンタクトの含水率の違いについて、詳しくはこちら
●シリコーンハイドロゲル素材にも注目
近年では、シリコーンハイドロゲル素材を採用したカラコンも登場しています。
この素材は、酸素を通しやすい「シリコーン」と、水分となじみやすい「ハイドロゲル」を組み合わせており、高い酸素透過性と快適な装用感を両立しているのが特徴です。
目は空気中から酸素を取り入れて健康を保っているため、レンズの酸素透過性はとても重要です。
シリコーンハイドロゲル素材のカラコンなら、長時間の装用でも目の負担を軽減できるため、快適さを重視したい方におすすめです。
>>シリコーンハイドロゲル素材について、詳しくはこちら
なりたい印象で着色直径を選ぼう
カラコン選びで重要なポイントのひとつが「着色直径」。これは、レンズの着色部分の直径を指し、黒目の上に重なるカラー部分のサイズです。
瞳の印象を大きく左右するため、理想の目元を叶えるには欠かせない要チェックポイントです。
3.1mm以下:裸眼風で自然な仕上がり。ナチュラル派に人気のサイズ
13.2〜13.5mm:自然さと盛れ感のバランスが取れた定番サイズ
13.6〜13.8mm:くりっとした目元を演出。かわいらしい印象に
13.9mm以上:しっかり盛れる!インパクト重視のサイズ
理想的なバランスとされる「瞳の黄金比」は、白目:黒目:白目=1:2:1の比率。黒目の幅が目の横幅の約半分になると、全体のバランスが取れて自然で美しく見えるとされています。
また、着色直径が同じでも、フチのあり・なし、カラーの濃さ、グラデーションのかかり方などによって「体感サイズ」は大きく変わります。
たとえば、ぼかしフチは柔らかくナチュラルな印象に、くっきりフチはくりっとした目元に見えやすい傾向があります。
初めてのカラコンは、着色直径が大きすぎないものや、ナチュラルに見えるデザインから始めるのがおすすめです。
>>自分の瞳に合うサイズや、瞳の黄金比について詳しく知りたい方はこちら
初めてのカラコン装着ガイド
レンズの裏表の見分け方
カラコンを装着する前に、まず確認したいのがレンズの「裏表」。裏表が逆の状態で装着すると、レンズがフィットせず違和感を感じたり、目に負担がかかることもあります。
●見分け方のポイント
レンズを指先に乗せて、横からお椀型になっているかをチェック。
・正しい向き:フチが丸い曲線を描いた、きれいなお椀型。
・裏返し:フチが外側に反り返っている形。
正しいカラコンのつけ方・外し方
●つけ方
1.手を洗って清潔にしておく
不衛生な状態の手でコンタクトを装着すると、雑菌が目に入ってしまい感染症などを引き起こすおそれがあります。装着前に石けんでしっかり手を洗い、水気をよく拭き取りましょう。
また、事前に爪も短く切っておけるとより良いでしょう。
2.レンズを取り出して状態を確認する
レンズを取り出したら、指先に乗せて裏表を確認しましょう。また、レンズに破損や傷、変形がないかも合わせて確認しましょう。このとき爪などでレンズを傷つけないように注意が必要です。
3.目を大きく開く
鏡を見ながら利き手でレンズを持ち、反対の手の中指でまぶたを引き上げます。
4.レンズを黒目の上にそっと乗せる
目を大きく開いた状態で、黒目の中心に合わせてレンズをゆっくり乗せます。このとき、まっすぐ黒目の上にのせることを意識するとスムーズに装着できます。
5.目をゆっくり閉じてレンズをなじませる
ゆっくりとまばたきをして目にレンズをなじませます。違和感がないか確認しましょう。
●外し方
1.手を洗って清潔にしておく
装着時と同様に、必ず清潔な手で行います。
2.レンズを取り出して状態を確認する
中指でまぶたを引き上げて、目をしっかり開けます。
3.目を大きく開く
黒目の下にレンズをずらしてから、親指と人差し指で優しくつまみます。そのまま軽く持ち上げてレンズを外します。
>>コンタクトのつけ方について、もっと詳しく知りたい方はこちら
カラコン初心者が気をつけたい使用時の注意点
カラコンを安全に楽しむためには、いくつかの基本的なルールを守ることが大切です。以下のポイントをしっかり意識しましょう。
装用時間・使用期限を必ず守る
カラコンの1日の装用時間は、おおよそ12〜16時間が目安です。ただし製品によって異なるため、使用前には必ず添付文書を確認し、正しい装用時間を把握しておきましょう。
初めてカラコンを使う場合は、目に負担をかけないためにも、いきなり長時間の装用は避けることが大切です。初日は6時間、2日目は8時間と、段階的に装用時間を伸ばして慣らしていくのが理想的です。
また、1日の装用時間だけでなく、1day・2week・1monthといった使用期間も必ず守りましょう。使用しない日が続いても、開封した日から換算し、期限を過ぎての使用は絶対に避けてください。
>>コンタクトの装用時間について、もっと詳しく知りたい方はこちら
正しくケア・保存をする
1dayタイプ以外のカラコンは、必ず毎日のケアを行いましょう。使用中に付着した汚れを放置すると目のトラブルにつながります。微生物が繁殖し、感染症などのトラブルを引き起こす危険もあります。
清潔な状態を保つためには、レンズ本体だけでなくケースも定期的に洗浄・交換することがも重要です。
>>コンタクトのケア方法について、もっと詳しく知りたい方はこちら
使用できないシーンでは外す
カラコンは、どんなシーンでも安全に使えるわけではありません。海やプール、温泉、サウナなどの水場、そして就寝時には必ず外しましょう。
水中には目に見えない微生物や菌が多く存在しており、カラコンをつけたまま入るとレンズに菌が付着し、角膜感染症などのリスクが高まります。また、温泉やサウナのような高温環境では、レンズが変形する恐れもあり危険です。
さらに、つけたまま寝るのは絶対にNG。睡眠中は涙の分泌が減るため、レンズが目に張り付きやすくなり、無理に外そうとすると角膜を傷つけてしまうことも。最悪の場合、視力低下につながる可能性もあるため、就寝前には必ず外すようにしましょう。
違和感を覚えたらすぐ眼科へ
痛みや充血などの症状が出た場合は、すぐにカラコンの装用をやめて眼科を受診しましょう。角膜に傷がついている可能性があり、こうした違和感を放置すると視力低下や眼病につながる危険性があります。
また、痛みなどの症状がなくても、視力や目の健康状態は少しずつ変化します。目の健康を保つためにも3か月に1回を目安に定期健診を受けるようにしましょう。
その他の注意事項
通販などで気軽に購入できるカラコンですが、初めてのコンタクトレンズは日本での品質や安全性が保証された国内正規品を選ぶのが安心です。
通販を利用する際は、「高度管理医療機器等販売業許可番号」が記載された信頼できるサイトを選ぶようにしましょう。
レンズワンで取り扱っている商品はすべて国内正規品。安心してお求めいただけます。
>>レンズワンでカラコンを探してみる
初めてのカラコンに関するよくある疑問
Q. 学生や未成年でも使える?
カラコンの使用に年齢制限はないため、学生の方でも購入することができます。ただし、初めて使う前には眼科で目の状態をチェックしてもらうことが大切です。
医師によっては、処方せんの発行に保護者の同意が必要な場合もあるので、事前に確認しておくと安心です。
Q. 初めてでも通販で買っていい?
初めての方でも通販でカラコンを購入することは可能です。
処方せんの提出が不要な場合もありますが、BC(ベースカーブ)やPWR(度数)などの数値を間違えないように、購入前には必ず処方せんの情報を確認しておきましょう。
自分の目に合ったレンズを選ぶことが、快適で安全なカラコンライフの第一歩です。
Q. カラコンをつけると目が乾くのはなぜ?
室内の乾燥やスマホ・PCの長時間使用でまばたきが減ると、レンズの水分が蒸発しやすくなり、涙を吸収してしまうことで乾燥を感じやすくなります。
気になる方は、涙を吸収しにくい低含水レンズや、シリコーンハイドロゲル素材のレンズを検討してみましょう。また、こまめな目薬の使用でうるおいを保つのがおすすめです。
初心者さんにおすすめのカラコン
毎日使いやすいナチュラルカラー
LaFORTE Lena ( ラフォルテ レナ ) ワンデーUV 10枚入 No.112 メロウブラウン
BC(ベースカーブ):8.7mm
DIA(レンズ直径):14.2mm
着色直径:13.0mm
LaFORTE Lena 1day UV(ラフォルテ レナ ワンデーUV)。 No.111~No.113は自然な色味と小さめの着色直径で毎日でも使いやすいナチュラルライン。
さりげなく透明感を与えるデザインです。色素をレンズで包み込んだサンドイッチ構造。保湿成分「MPCポリマー」配合。
ぼかしフチで柔らかくナチュラルな印象に
ワンデー アキュビュー ディファイン モイスト シアードリーム
BC(ベースカーブ):8.5mm
DIA(レンズ直径):14.2mm
着色直径:12.8mm
「ワンデー アキュビュー ディファイン モイスト」は、従来のアキュビュー ディファインにうるおい成分をプラスしました。瞳の模様(虹彩模様)をもとにしたデザインだから、瞳になじみやすく、自然に大きく見せながら、瞳本来の美しさをいかします。 また、色素が直接、瞳に触れないレンズ設計で安全性にも配慮しています。
※個人差があります。
素材が柔らかくて付けやすい高含水レンズ
FLANMY ( フランミー ) 10枚入 バターファッジ
BC(ベースカーブ):8.6mm
DIA(レンズ直径):14.5mm
着色直径:13.7mm
佐々木希イメージモデルの大人気カラコン『FLANMY』。甘いスイーツみたいに、誰からも愛される可愛い女性に♪豊富なカラーラインナップは強調しすぎないナチュラルなテイストで、幅広い方にお使いいただけるレンズデザイン。
”オトナ可愛さ”を追求したFLANMYなら「こっそり可愛い瞳」が叶う♪
※個人差があります。
乾燥しにくい低含水レンズ
melotte (メロット) 10枚入 うるみドロップ
BC(ベースカーブ):8.6mm
DIA(レンズ直径):14.2mm
着色直径:13.3mm
アカリンこと吉田朱里プロデュース。me「私」+lot「たくさん」たくさんの私、いろんな私がコンセプト。
0.06mmの超薄型レンズを採用。厚みを抑えることで異物感を軽減(※)。
含水率38%の低含水レンズ素材で水分蒸発量が少ないため乾きにくい(※)のが特徴。
※装用感には個人差があります。
酸素透過率の高いシリコーンハイドロゲル素材
エバーカラー マンスリー 2枚入 ナチュラルブラウン
BC(ベースカーブ):8.7mm
DIA(レンズ直径):14.5mm
着色直径:13.8mm
新木優子イメージモデルの大人気シリーズ、エバーカラーのマンスリータイプ。ワンデーで人気のカラーに加え、マンスリー限定カラーもこの度登場!
目に酸素がたくさん届き瞳にやさしい「シリコーンハイドロゲル素材」採用。涙が吸収されにくく、着け心地がやわらかな低含水レンズ。
※個人差があります。
まとめ:安心安全なカラコンデビューのために
カラコンは、瞳の印象を華やかにしてくれるおしゃれアイテムであると同時に、高度管理医療機器でもあります。
初めて使うときは、BC(ベースカーブ)や着色直径などの基本的な知識をしっかり理解すること、ケアや装用時間などの使用ルールを守ることが大切です。正しい知識を把握し、目のトラブルを避けながら、安全にカラコンを使用しましょう。
今回ご紹介したポイントを参考に、自分の目に合ったカラコンを選んで初めてのカラコンを楽しんでくださいね。